知的障害=知能の遅れ
私はそう思っていたの
だからみんなよりたくさん時間をかけて
学習して物事を覚えていく
そういうことをやっていくイメージだったの
でも違ったのだ
それもあるんだけど
子供①はね全部の成長が10倍遅れてるように
母の私は感じたのだ
私が1番ビックリしたのは目の成長の遅れ
自閉症も斜視もあるからなのかなぁ
子供①はいないいないばぁでいないいないの時点で興味をなくす
大好きなオモチャも目の前で布を掛けた瞬間
剥がす事なく興味をなくす
プラレールを目で追わないしトンネルに入った瞬間興味なし
そもそもプラレールをレールで走らせることに
興味ない
(電車を手にとってタイヤがクルクル回るのだけを見て楽しんでいる)
歩いていても下を見ないからよく転落する
段差に気づかない
逆に路面の色が違うだけで段差があるのではと
慎重に足で調べてから歩いたりする
物を手に取る時、最後まで絶対見ないのだ
目の動きについては
眼科に行ってもよくわからなかった
問診は会話ができないから無理だし
検査できないし診察時間も数分だしねぇ😅
で私はね餅は餅屋!と思って
盲学校に電話して子供①の目の動きについて
見てもらえないか相談したの
そうしたら快諾してくださって
子供①をつれ盲学校を訪ねた
先生が3人で子供①が遊んでいるところを
プロの目で1時間も観察してくださった
それでようやくわかったの
子供①はまもなく小学生になるって頃だったけど
3人の先生が同時に同じ事を言ったのだ
『あー追視ができてないんですねぇ』
なんと‼️
まったく予想だにしなかった‥
そう追視がまだできていなかったのだ‼️
物を見ても追いきれない
だから次に何が起こるか予想できないのだ
子供①はプラレールの動きを追えないから
トンネルに入って出てくる事を
追いきれた経験がないから
トンネルに入ったら終わりだったのだ
プラレールがトンネルから出てくることを
期待できないのはそういう事だったのかと
ようやく腑に落ちたのだ
目で見ていても追いきれないから
次を予想ができないしわからないから
興味ないのだ
そう言う事だったのだ
追視は生後4ヶ月とかで
できるようになっているものだと
そういうものだと勝手に決めつけていたけど
まだできていなかったのだ
そういう体の機能もマイペースな成長だった
ということだったのか!
だから
歩いていても前しか見ないから階段で落ちる
それも色々周りを見渡すほどの目の力がまだ
ついていなかったからだったのではないだろうか
そういえば
腸の働きも消化の様子が良くないように
すごく感じていた
小学校高学年までずっと軟便しかでなかったのだ
そういう体質なのでは‥と言われ続けてきたが
今振り返るとたぶん腸の成長も
10倍時間がかかっていたのではないかと
勝手に予想し納得してしまったのだ
たぶん子供①は他にも色々と内臓とかも
全部の成長が10倍遅いのかもと勝手に予想した
だってそう考えると色々が腑に落ちるのだ
やっぱりプロの目はすごいな
見ている数が圧倒的に違うのだろう
盲学校を訪ねて本当に良かった
小学校入学直前だったから
子供①の目の動きについてと
その対応や支援の仕方について
書面で頂けないかお願いしたら快諾頂き
先生が書いてくださったのだ😭
何から何まで本当にありがとうございました😭
その書面を小学校にそのまま提出し
小学校側からも支援する側にとって
わかりやすくて助かったと言って頂いた
それでね
その後も小学校にあがり1年2年3年と
学年が上がる度盲学校を訪ね見て頂いた
すると学年が上がる毎に
『あっここまでは追えたけど今消えましたね』
『あっ追視が前より長く出来てきてますね』
『あっ今最後まで追い切りましたね』と
成長する毎に追視できる距離を伸ばしていき
その後こうなるな‥という予想
つまり
プラレールがこちらからトンネルに入ったら
あちら側から出てくるだろう
というような予想ができるようになったのだ
こうして
歩いていてもつまづいたり転落しなくなったり
おもちゃに興味を示すこともどんどん増えたのだ
いないいないばあは現在進行形でブームである
やっぱり餅は餅屋
素人の私では絶対気付けない目を持っている
すごい観察眼であった
プロの目は半端ないのだ👍